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翠渓会北日本圏本部・東北支部支部釣行【第二十二陣】1

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翠渓会北日本圏本部・東北支部支部釣行【第二十二陣】1



『盛夏・東北の渓流と東北百名山』

幻想紀行東北の渓流第二弾・・・【匯想烈伝】・・・

名著 東北の温泉と渓流 東北一の渓流釣り名人
阿部武氏の奇跡を追って・・・


【大崎本陣】1 栗駒山系の渓流

教科書はお手元にあるだろうか・・・・名著 東北の温泉と渓流
阿部先生の本は不思議だ。行ったこともない東北の釣り場と渓流釣りが良く分かる。

東北の温泉と渓流56ページ

栗駒山系の栗駒五湯 (駒の湯、温湯、湯の倉、湯浜、須川)を紹介している。近年の宮城県の地震災害で今も一部不通だが、一般は温湯温泉まで規制無く行ける。

【一迫川水系】

一迫川については特に湯の倉渓谷に『数百の尺岩魚がいる』と湯の倉温泉の旅館で聞いているし『深雪期には一渕で数貫目の漁果がある』が特筆できる。やはり盛期の釣り方は毛ばり、虫釣りということが書いてある。阿部先生得意の分野である。一貫は約3.75キログラムだから数貫=2〜3貫としてもイワナ10キログラム。現代では信じられないが、先生が戦後から渓流釣りをしていたのは趣味的志向もあったが、『漁』としての技法や魚の生態を研究していたのではないかと思う。温泉付近の渓を釣り歩いているが日に2kgの釣果は普通だともいっている。確かに現代とは違いイワナの魚影も濃かったのだろうが、先生は釣果に拘った文章も数多く見える。釣リ場と釣り方という表現の中には先生のイワナ釣りに対する思惑が詰まっている。さて栗駒の計に戻る。当時は県境への道路がまだ全通しておらず温湯温泉からは徒歩によるしかなかった。県境への足も徒歩のみだった。湯の倉温泉には温湯温泉から徒歩三時間の行程だ。一迫川支流川原小屋沢源流へは旧営林署小屋のあった腰抜沢出合いまで軌道敷の道があった。

【近年の状況】

一般は温湯温泉まで規制無く行けるが奥地は通行止め。2010年秋に国道398号が開通すれば、湯浜温泉三浦旅館(いわなの湯がある)や湯の倉温泉湯栄館(共にランプの宿として有名)も営業再開予定だ。旧湯浜街道を使うにしても土砂崩れ等でどうなっているか分からないので立ち入り規制等に従う。一般的には暫く渓流つりは自粛したい地域だが、復旧に伴い栗駒五湯・名温泉旅館を尋ねたいものだ。。。
近況は地元問い合わせ機関に連絡するのがよいだろう。

温湯温泉 温湯山荘

栗原市温泉

栗駒5湯復興の会


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